森達也のドキュメンタリー「FAKE」ディレクターズ・カット版DVDが昨夜自宅に届きました。
公開から1年間。「虚報」が世界中に物議をかもし、民主主義社会の根っこにあるものを揺らしまくってきました。
ウクライナにおけるロシアのdezinformatsiya(虚報戦術)、米大統領選挙中、そしてトランプ大統領が就任後メディアを攻撃するのに使うスローガンとしてのfake news。
「作曲」の真否という日本で起きた小さな出来事を追っていますが、世界の気流、フェイク・ニュースの奇々怪々を眺望できるようなマンションの一室が熱い。
映画館パンフに書いたエッセイ「ショートケーキと猫の目」も再録。