GREETINGS
ROBERT CAMPBELL
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October 16, 2012

誤報が見せた真実

夕べ行われた森口尚史東京大学附属病院特任研究員の会見を今朝のテレビで見ながら、 こう思いました。

①日本も欧米も、学術雑誌の投稿審査システムが時代に合わず、機能しなくなっていること、

②日本の大学では近年、プロジェクト単位に期限付きのかたちで「特任研究委員」に頼って大量に雇用することで、専任という安定したポジションに移行できず、与えられた課題だけを延々黙々とこなす事実上のアンダークラスを作ろうとしていること、

③日本の大手メディアが、基本的な事実確認すら行わず肩書き(それもあやふやな)だけを信じて報道するのは、おそらく、日常茶飯事

であることを実感しました。

とくに①は研究者の生命線である学術論文そのものの信憑性をゆるがし、②はこの国の科学技術を担うべき若い世代から研究の手応えや充足感、つまりやる気を奪ってしまう結果をすでにもたらしている模様が見えてきたということ、言いかえると森口氏1人の問題ではない、ということなのです。

October 15, 2012

記念すべき10月15日

遅ればせながら本日をもってサイト開きとします!みなさま、どうぞよろしくお願いします。まずは感謝のことばから。

システム設計はフリーランスのWebクリエイター・岩切貴子さんが請け負ってくださいました。岩切さんは説明力にすぐれています。こうすればこうなると、口さがないわたくしでも黙って聞いているだけでサイトがほぼ出来上がってしまうような、凄腕です。ソフトにして頼もしい方です。

ヴィジュアルデザインは畏友Noritaka Tatehanaことシューデザイナー舘鼻則孝さんが担当。
ガガさんがはく、あのかかとのないハイヒールを創案した彼のことですから、2次元でどんな不可思議な世界をぶち上げるかぶるぶる震えていたところ......番傘が来た!なるほど、自力ではおよそ選ばない純「和装」アイテム、きっとわたくしのことを「穏やかな人」と思っておられるでしょうね。ポップに変身させたところが心憎いというか、恰好いいです。ちなみにブログとラジオのバナーも秀逸。優美なる微生物たちが踊っている色の祝祭、みたいな感じで気に入ってます。http://noritakatatehana.com

まずは上記お2人に、心から感謝です。ほんとうに、ありがとうございました。

ちなみに記念すべきこの日をわたくしがどう過ごしたかと言うと、鎌倉まで行って、ひたすら歩いてきました。山を削り、道を開いた中世の武将たちの目線が少しだけ近くに感じられる体験でした。
ひたすら切り通しを探しては歩き、やぐらと言われる岩盤をくり抜いて作った墓所を覗く小旅行。
岩肌のあちらこちらに大きな四角が切ってあって、それらが「向こう」への通路という意味では道路も墓も同じフィーリングだなと、感動しました。最後に由比ヶ浜に出て夕陽をあがみ、帰京。

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