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ROBERT CAMPBELL
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August 23, 2013

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森の長城プロジェクト

金曜日からふり返るといろんなことがあって中々踏みこたえ、走りこたえのある一週間でした。まず火曜日は午前中からお昼にかけて八重洲で開かれた公益財団法人 瓦礫を活かす森の長城プロジェクトの理事会に出席(http://greatforestwall.com)。このプロジェクトは、東日本大震災の被災地沿岸部にふたたび襲ってくるであろう津波の脅威から人々を守る森の防潮堤を築こうと、有志どもが昨年の夏に立ち上げたものです。震災瓦礫を埋めて、ほっこらとした盛土を築き、その上にシイ・タブ・カシ類を中心とした現地本来の樹種を植樹して森にしていくのが主な目的です。鎮魂、復興そして風土の再生という思いをこめて、国民運動として皆さまの寄付と参加を得ながら、大切に育てていきたいと願っています。お暇あれば、ぜひ一度ホームページを覗いてください。

 

去年の11月、仙台市で初めて行われたどんぐり採取ツアーに参加しました。

 

たかだかどんぐりと蔑むなかれ!ビニール袋を片手にお寺の境内に入り、ひたすら拾って回ります。どんぐりは面白いように見つかり、袋に溜まり、その袋がどんどん増えていきます。参加者約100名で、3日間のうち集めた命の粒はななんと11万個以上!かがんで拾い上げている間はどれもドングリの背競べ、個体識別がまったくできないのに、大勢で選別しているうちにacorns1.JPGacorns2.JPG微細な違いが段々と目にみえて分かるようになり、この発見が何ともいえず感動的だ。最後に仕分けを終えた大きな袋の山を見わたすと実にカラフルで多様なエコロジーが目の前に広がっています。奇跡に近い。カシでもシラカシがあればアカカシもあり、それぞれのハカマに刻まれる微妙な模様で見分けられると言います。要はそこら中落ちているドングリが、よく見るとみんな違うし、またよく見るとどこかとつながっている。つまり差異を認識することで、はじめて分類と集積化ができるというごく普遍的な真理に行き当たります。しかし待てよ、ドングリの袋たちが、人間に見えてきた......一袋ずつ、「種」ごとに固められ、周りの重量をぎゅっと受けながら、自分の場所と形を必死に守ろうとしている......

 

さて採ったドングリは全国各地に分配して、苗木ポットとして育ててもらいます。土に戻すのに採取場所と日付が大切な情報になるので、種類名といっしょにちゃんと明記しておきます。採取して1年が経つと、タブノキの苗木ポットはちゃんとタブノキになっているし、広大な森の匂いがします。

 

tabu1.JPGtabu2.JPG目標はもちろん沿岸部に樹木を増やすということなので、随時、いろんな場所で植樹祭をやっています。次回は10月6日(日)、福島県南相馬市で「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」を行います(主催:南相馬市、共催:森の長城プロジェクト)。ボランティアを募集しています。くわしくは、これまた上記のURLをぜひクリックしてみてください。わたくしも行きます!

 

で、理事会の後ですが、東京駅でこのごろ一番好きな「分とく山」弁当を買って、新幹線に乗り、名古屋経由で伊勢市まで一足飛び。そのわけは......to be continued, most likely, tomorrow night.